二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ボカロ家の毎日【VOCALOID】 ( No.129 )
日時: 2010/05/28 21:52
名前: *yuki* ◆R61No/hCwo (ID: yjS9W/Zh)

ご近所にてるてるぼうずを差し上げて(というよりぶちこんで)、だいぶ数は少なくなった。
よかったよかった。

「それじゃあ、家につけるわよ!」

…いいかげん命令形はやめてくれねーかな。

「はーい!」

みんながいっせいに返事をした。



「レン君、どこにつける?」

ナギ姉が来た。てるてるぼうずをたくさん抱えてる姿は、
…可愛らしい。

「ベランダでいいんじゃないかな。」

「そうだね…。
あ…の、一緒につけにいこっ。」

「うん。わかった。」


ベランダの窓を開ける。

サーー……

…気のせいかな。さっきよりも、雨の勢いが弱まってるような…。

ナギ姉も、てるてるぼうずでよく見えないけど驚いてる…と思う。

さっそく効果がではじめたのかも。なんて。

「雨にあたらないようにつるさないとな。」

「そうね…。」

屋根がでっぱっているところの下につるす。
ここなら大丈夫かな。

はやくしないと、雨が部屋のなかにもはいってきちまう…

「もういい?ナギ姉。」

「ええ、全部つるしおわったわ。」

よし、じゃあ部屋にもどろう。

…あ、そうだ。

てるてるぼうずの顔をこっちに向けて…

「頼んだぞ、頑張っていい天気にしてくれよ。」

応援しといたほうが、てるてるぼうずもやる気がでるかもしれないからな。

そんなことを思って、窓を閉めた。


>>真飛

ありがとう!半角だね。よし。