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ハア…

どうしよう。私ったら、つい…。
夢中になって、レン君と話してしまった。

ダメだよ、そんな…べたべたしちゃったら…

ああ、でも、私なんであんなこと言っちゃうんだろう。絶対ひかれたよね…。

ホントはみんなと仲良くしたいのに…。

……私は、なぜか人と喋る時、どうしても人を突き放すような発言をしてしまうのだ（今日生まれたという設定はなしにしてください）。
そして、それでも平然としてしまう。バッカみたい。

どうすれば治るんだろう、この性格。
ああ…。

ちょっとレン君を見てみる。
おどろいてる。そりゃそうだよね。
もうダメ。絶対嫌われた。ヤダヤダ…。

う〜ん、こんなこといっててもしょうがない。
何か言わなきゃ。なにか。

「えっと…れ、レンさん…」

「は、はい…あっ、なっ、なに？」

……。落ち着いて…。普通に、普通に話さなきゃ。

「ごめんね。さっき…急にっ、大声、出しちゃって…その、あの…」

ダメだ、全然わかんない。パニくっちゃう。

「いや、大丈夫…。ハハ…。
そ、そうだ！ちょっとまってて。」

そう言うと、レン君は部屋を出て行ってしまった。

……どうすれば。普通になれるの？誰か教えてぇ……。