二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ボカロ家の毎日【VOCALOID】 ( No.370 )
日時: 2010/06/13 13:32
名前: *yuki* ◆R61No/hCwo (ID: yjS9W/Zh)

そして。

大騒ぎした後、メンバーはボカロ家全員とアイ・ラン。の9人に決まった。




旅館は長野県の恵穂山(めぐほやま)にある。
ちなみに名前の由来は昔、稲作が盛んだったからだそうだ。誰かの名前からなんてとってないぞ。

で。

新幹線に乗っている途中メイコ姉さんが酒飲みすぎて吐きそうになったりカイト兄がアイスこぼしたりランのリボンが取れたりしたのはあまり思い出したくないことなので言わないでおこう。

で。
まあ、そんな感じでいろいろあったんだが、なんとか旅館に辿りつけたのである。


「着いた〜!ここだよね、恵穂旅館って!」

ミクが両手を広げて気持ちよさそうに言う。

寒くもなく、暑くもないここは本当にいいところだ。

「じゃっ、早くいこーよっ!
荷物重くて疲れちゃったしー。」

リンがそんなことを言っているが、
お前の荷物が重いとは感じられない。
俺にほぼすべて持たせたくせに。

ってかカイト兄、荷物持ちじゃん。
いいのかこれ。

「レンー!なにやってんの、おいてくわよ!」

えっ、くそっ、もうあんなところに……
こっちは動きたくたって体が……

けど。

「大丈夫?持つわ。」

「重いですよね……」

「ごごゴメンなさいっ、手伝わなくて……」

ああ……
ナギ姉とアイとランは女神である。

と、カイト兄も思っていることだろう。