二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ボカロ家の毎日【VOCALOID】 ( No.68 )
日時: 2010/05/25 19:04
名前: *yuki* (ID: yjS9W/Zh)

*涼音ナギの1日*


“ニャ〜ン ニャ〜ン ゴロニャ〜ン”

「ん…」

ネコの鳴き声の目覚ましをとめ、ベッドからおきあがる。

そして次にすること。

カーテンをあける。
そしたら、窓の外にいる茶トラのチャイと朝の挨拶をするのだ。

「今日もいい天気ね、チャイ。」

「ニャー」

挨拶がすんだら着替え。
……覗かないでよ?

着替えが終われば一階の洗面所にいって、顔を洗い、髪をとかす。

…ちょっと寝癖がひどいなあ。

そしたらキッチンでみんなの朝食の準備。

今日はなににしよっかな。

「ナギ姉!」



「あっ、おはよう、レン君…」

どうしてもレン君と話すとき、緊張…というより、ドキドキしてしまう。

それはきっと、レン君のことが、好き…だからだろう。

でも、だからどうしようなんて、私は考えない。

今、この平凡だけど平和な日常を生きるので、精一杯だから。

「手伝うよ。
今日はどうする?サンドイッチでいっか!」

「うん…。レン君が、そう言うなら…。」

いつもと同じような会話。

リンさんは「平凡は嫌」って言ってたけど、私はこういう時間が好き。
…理由なんてわからないけど。

朝の、2人だけの時間。

特に何かあるわけでもない。ただ作業をするだけ。
たまにレン君がなにか話しかける。それだけ。

それでも、彼がそばに居てくれるだけで、うれしいから。

…自分のことながら、「ああ、私は本当にレン君が好きなのだな」と思った。

   〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜

「ナギ〜、おはよ〜」

「あ、ミクさん…。おはようございます。」

まだ髪をむすんでないミクさん。
ほんとに長い髪だなあ…

なんて考えてると、棚から長ネギをとりだし、バリバリ食べはじめた。

「ちょっと、ミクさん…」

「え、あ、そっかー、ご飯前だったね!
ゴメン、あとで食べるよ!」

いや、そういうことではなく…。

「そのまま食べたら…おなか、こわしますよ?」

「うん、じゃあ、後で食べるね!そしたら平気でしょ?」

平気では…ないと思うな…。
まあミクさんのことだし。平気なのかも。

「ナギ姉!リンとメイコ姉さん、起してきたよ。」

階段には、レン君と、レン君にひきずられてきたリンさん、メイコさん。
あと、自主的に起きたルカさんとカイトさん。

「これで全員そろったね〜!じゃ、ご飯食べよ!」

ミクさん。結局長ネギは手に持ったままじゃないですか。

あら。もしかして私、今初めてツッコんだ?

「ほら、ナギもはやく!」

「あ、はい。」

椅子に座る。私が初めて座ったあの椅子と…同じ椅子。

「…いただきます!」



>>ひくり

本当にゴメン。じゃあ、ちょい変えてみるか。いや設定は変えないけど。レンの心情を…