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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: VOCALOID! 【 リクエスト募集中! 】 ( No.103 )
- 日時: 2010/07/29 13:03
- 名前: 真飛 ◆v9jt8.IUtE (ID: SG7XrUxP)
- 参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_test/view.html?356154
「あのう……入れてもらえませんかあ?」
勝手に玄関のドアを開き、泣きそうな顔をしている橙色のボブに、薄い黄色シャツの上から橙色のワンピース、デニム地のズボンと、とにかく暖色系で元気な色をした女性が立っていた。
その泣きそうな声が聞こえたのは、コクとチイとアイの三人で、お茶を飲みながら喋っていた時だった。
その声を聞き、アイが頭をめんどくさそうに掻きながら立ち上がると、コクが「開けるな」と言う。コクの言う通りにして、アイはすぐにソファに座る。
きゃっきゃと女の子らしい話をする三人の声を聞くその女性は、なぜか玄関に座ってぶつぶつと呟いていた。
「っていうかっ! 入れてよ、いじめ!? なんなのさ!」
「入ってるじゃないの、不法侵入者」
ついには足を踏み入れた女性。そして、お茶を飲んでる三人に大声で言う。その後すぐにチイが言う。しかしそれに負けずに「お前の家じゃないだろ!」と言う女性。
そんな会話を無視して紅茶を飲み続けるコクとアイ。
「去りなさいよ消えなさいよ砕けなさいよ」
「ひどっ! それひどくない!? 何その暴言の数!」
まだ口喧嘩をしている二人——と言っても、チイの方がどう見ても圧勝なのだが。
「今日はいい天気だな」
コクの言葉に、アイは無言で頷いていた。
あとがき^p^
あと一話! 久々に皆出したいんだ!
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