二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ♪イナイレ♪七色の流星群2〜青鬼編〜 ( No.142 )
日時: 2011/01/22 08:55
名前: 桃子 (ID: jHyiIImd)

第十一話


ガ「全員、集まったか?」

バ「ああ、全員居るぜ。」

ナ「グラン・・・もう大丈夫なの?」

グ「ああ。もう、動いても大丈夫さ。」

ナ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

ド「で?なんの用ですか、ナナコ。」

ナ「うん。えっとね、あそこに箱があるでしょ?」

ナナコは、格子戸の中にある箱を指さした。

ナ「あれを採ってきてほしいの。あたしの力じゃ開かなかったから」

ア「了解。じゃあ行こうぜ。」

ガ「・・・?なんだこれ、全然開かないぞ。」

グ「え?本当だ・・・・固っ!」

ナ「じゃあ全員で開けてみたら?」

そして、全員が格子戸の中に入った・・・・瞬間!

ガシャンッっ!!

バ「!?ナナコっ?なにしてんだ・・・・?」

ナ「みんな入った・・・よね?あーあ。ようやく全員閉じ込められた」

ヒ「ナナコ!どういうことか説明しろ!」

ナ「だからさー。金色の大時計もあたしの。正式には母さんの・・・・かな?」

グ「ナナコ!ここから出せ!!」

ナ「嫌だよ。集団で館の中をうろつくとすぐに見つかるし、迷惑だし。」

バ「てめぇ・・・・。」

ナ「おー。バーン怖い怖い。
怒るなら勝手に怒りなよ。どっち道、出さないしね。」

ガ「裏切り者というのは貴様のことか!」

ナ「さあどうでしょうか?フフ・・・あ、ついでに言っとくけど、青鬼ってだいたいアタシを中心に追い掛け回して来るから、アンタたちが食われるのはあたしが死んでからだと思うよ。」

ア「ナナコ!」

ナ「じゃーねー。」

そういうと、ナナコは出て行った。

バ「畜生!」

グ「まさか・・・・そんなことがね。」

ガ「信じがたいことだ。とにかく、ここからどうやって脱出するか考えよう。」



そのころ。



ナ「・・・・・・・・ふぅ。これからどうしようかなーー。」

ナナコは辺りをきょろきょろと見回した。

ナ「アタシが・・・アタシが未来を変えなきゃいけないんだ!」






続くー^^ノ