二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ♪イナイレ♪七色の流星群2〜青鬼編〜 ( No.146 )
日時: 2011/01/29 13:16
名前: 桃子 (ID: jHyiIImd)

第十二話


ナ「ふー。」

これからどうする・・・・・?

殺される・・・・?

仲間を見捨てて逃げる・・・・?

出口を探す・・・・?

いや駄目だ。そんな行為はバーン達にとっての裏切りになる!

ナ「もう裏切ってるけどね。」

ああ駄目だ、どんどん頭がこんがらがってくる。

次に言う言葉はなんだっけ?

誰の命が危ないんだっけ?

どんな運命をたどっても、結局みんな消えていく・・・・・・。

次に取るべき行動は・・・・・何?

ナ「-----------------------------------------------------------------うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああああっっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

走った。無我夢中で走った。

時々、足音がした。でも走った。

心の中に押し寄せていく、罪悪感、憎しみ、罪、罰。

気が付くと、そこは縄梯子がついている地下だった。

ナ「ここは、確か・・・・そうだ!ここから脱出できるんだ!」

でも駄目だ。マイが人質になっている。

いっそこのまま一人で逃げてしまおうか?

どうしよう、どうしよう。嫌だ、嫌だ、嫌だ!!

ナ「くっ・・・・」

?「ナナコッ!?」

ナ「!?ウ、ウルビダ・・・・?レアンも・・・・・・。」

ウ「無事だったか!待ってろ、今助けるからな!」

ナ「っ、来るな!」

ウ・レ「!?」

レ「ナナコ?何言ってんの?」

レアンが驚いている。そりゃそうか。

ナ「来ないでよ!もう迷惑なんだよ、お願いだから・・・来ないで!」

ウ「・・・・・・・・・・・ナナコ。私の本名を言ってみろ。」

ナ「え?」

ウ「いいから言え!!」

ナ「れ・・・玲名・・・・・・。八神 玲名?」

ウ「そうだ!我々もお前と同じ人間だ!そして親友だ!お前の考えてることなんてだいたいわかっているんだよ!!」

ナ「で、でも・・・・。」

ウ「お前らは一人じゃないんだ!鏡の中に入ってから、私や残った人たちや父さんがどれだけ心配していたか、わかるか!?」

ナ「・・・・・」

ウ「今からそっちに行く!待っていろっ。」

ナ「ま、待ってよ!アンタ達殺されるかもしれないんだよ!?」

レ「知ったこっちゃないわよ。」

ナ「へ?」

レ「大事な人たちのピンチだもん。あたしたちだってみすみす指加えて
見てるわけにもいかないでしょ?体もなまっちゃうし。」

ウ「だ、そうだ。どうする、ナナコ?」

ナ「・・・・・・・・・・死んでも知らないからね?」

レ「交渉設立ね。行こう!」






続く。