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第二話

第二音楽室前廊下

ガ「ここで、マイが消えたのか？」

ウルビダ(以下ウ)「ええ。お父様から聞いたわ。確かに、青鬼にマイが取り込まれていたって・・・・・」

ナ「じゃあ、鏡の中に入れば・・・！」

バ「・・・。怪物だ。」

ナ「ぇ？」

バ「怪物に三週間も連れ去られたんだ。生きてるって
考えたほうが無理だろ・・・」

ナ「そんな！」

ウ「だが、とりあえず封印を優先しなければ・・」

ナ「でも・・・！！」

バ「ナナコ、青鬼が完全復活すればこの学園どころの
騒ぎじゃない。町にまで被害が及ぶかもしれねー」

ナ「でも・・・バーンはそれでいいの！？バーンは、
マイのこと・・・大切・・じゃないの・・・・・？」

バ「！！・・・・・・・・いや・・・・」

ナ「もういい！マイは私が助ける！！」

ガ「ナナコ！待て！」

バ「待てよ！テメー死ぬ気か？」

ナ「・・・！//」

バ「あっちの世界がどんなところか知らないだろ！
行った瞬間死んだら話にならないだろ！！」

グ「・・・。(確かに、マイを助けたいけど・・・。
でも、やっぱり・・・・・・・)」

ウ「待て。」

ガ「ウルビダ」

ウ「今なら、お父様からもらった鍵で向こうの世界に
いけるが・・・行った後の保障はしないぞ」

ナ「！分かった。」

ガシッ

バ・ガ・グ「！？」

ナ「ウルビダ！」

ウ「気をつけろよ」


スッ・・・・・・・


ウ「・・・。頼んだぞ。」