二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: DQスターズ ー神と魔王と星の主ー ( No.10 )
日時: 2010/08/23 04:10
名前: L.O.B. ◆x1uH80VgBs (ID: x8gi1/u3)

おおナメクジのナメックも加わった事で、戦力も少し強化された。…多分。

そして、それが分かる出来事が起こった。

>スライム達が現れた!
>キリキリバッタ達が現れた!

武「ん…ちょっと数が多いな」

相手はそれぞれ2体ずつ。ちょっと厳しいか?
でも戦うしかない。

武「よし、行くぞ!」

ダン「待って! 作戦は?」

武「じゃ、バッチリ頑張れ!」

ダン「…分かった!」

ナメ「了解りゅん!」

(ラウンド1)

>キリキリバッタBの攻撃!

武「速い!」

>武は1のダメージを受けた! (HP20→19)

>キリキリバッタBの攻撃!
>スラダンは2のダメージを受けた! (HP14→12)

>ナメックの連続攻撃!
>スライムAに3のダメージを与えた!
>スライムAに2のダメージを与えた!
>スライムAに1のダメージを与えた!

武「おわ、なんだその攻撃! しかもハリセン??」

ナメ「見ての通り、連続攻撃だりゅん。おりゅはハリセンを使っていりゅが、戦いに慣れれば武も使えるようになりゅん」

武「へえ。…おっと、来た!」

>スライムBの攻撃!
>ミス! 武はダメージを受けない!

武「ありゃ、痛くない…」

まあスライムだから当然か。

>スラダンはメラを唱えた! (MP6→4)
>キリキリバッタAに18のダメージを与えた!
>キリキリバッタAを倒した!

>武の攻撃!
>スライムAに4のダメージを与えた!
>スライムAを倒した!

(ラウンド2)

>キリキリバッタBの攻撃!
>ナメックは攻撃を防いだ!
>ミス! ナメックはダメージを受けない!

>スラダンの攻撃!
>キリキリバッタBに4のダメージを与えた!

>武の攻撃!
>キリキリバッタBに5のダメージを与えた!
>キリキリバッタBを倒した!

>ナメックの連続攻撃!
>スライムBに2のダメージを与えた!
>スライムBに3のダメージを与えた!
>スライムBに2のダメージを与えた!
>スライムBを倒した!

>魔物の群れをやっつけた!
>それぞれ6の経験値を獲得!

>武はレベルが上がった!

…人生初めてのレベルアップだ。

>最大HPが6増えた!
>最大MPが3増えた!
>武の能力が増えた!
>力 +4  守り +3  素早さ +2  賢さ +3

>武は2の格闘SPを獲得!
>スラダンは1の格闘SPを獲得!
>ナメックは1の扇SP、1の格闘SPを獲得!

武「ふう、終わった終わった」

ナメ「それじゃ、先を急ぐりゅん」

それにしてもハリセンで戦うだなんて、意外性にも程がある。てゆうか何処から取り出したんだ!?
でもあの手さばき、なかなかの腕前だ。
上からの叩き落とし、左からの横叩き、最後の体当たりによる一撃…
しかもハリセンで攻撃を受け止めてたし…。
俺もこれ位強くなりたいと思った。
その為にはまず武器を確保しなければ。素手で戦うのは性に合わない。
やっぱり槍がいいかな。形は厳選するだろうけど。

そんな事を考えて歩いていた俺は、ダンの言葉で足を止めた。

ダン「あっ、あの町だよ、きっと!」

武「もう着いたの!? 結構近かったんだな…」

そしてステラドの町に入った俺達。

…まず驚いた。この町は人と魔物が普通に一緒にいる。
魔物使いが多く住んでいるのだろうか? 何とも微笑ましい光景だ。

ナメ「さて、宿を探すかりゅん」

ダン「うん。じゃ、行こう」

本当なら武器が欲しいけど、例によって金欠。
相手が蛞蝓だとはいえ、あまりねだるのは良くない。
こうなったら自分で作るか…?

ダン「ここだね」

俺達は宿屋に入り、受付へ向かった。

宿屋「いらっしゃいませ。旅の宿屋へようこそ。
   お泊まりですか? それとも夜まで休まれますか?
   どちらも3名様で9Gになります」

今までゲームで何度も聞いたこの台詞。まさかここまで似ているとは…
けど、それよりもダンやナメックの事を人数と数えてくれた事が俺は嬉しかった。

ナメ「泊まっていくりゅん。…これでいいりゅ?」

宿屋「確かに受け取りました。それではごゆっくりお泊まり下さい。」

それから宿屋の人に部屋へと案内された。
なかなか良い部屋だ。綺麗にしてある。
ダンはともかく、ナメックにはあまり汚さないようにしてもらわないと…

ダン「でもまだ時間あるよね。ちょっと町見てきてもいい?」

武「別にいいけど、変な事したり、遠くに行き過ぎないようにな」

ダン「僕変な事なんてしないよ。武は来ないの?」

武「今日は色々あってもう疲れた。先に寝とくわ」

ナメ「じゃあおりゅ達は適当に出歩いてくりゅん」

そう言って、2人(匹)は部屋の外へ出た。


それにしてもこっちの世界に来てからというもの、頭も体も猛烈に忙しい。
何とかなればいいけど…


しまった。宿代の事でナメックにお礼を言っていない。今思い出した。
まあ帰って来てからでもいいか。

もう寝よう…疲れた

色々思考が渦巻く中、俺は目を閉じ、眠りについた…