二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: DQスターズ ー神と魔王と星の主ー ( No.8 )
日時: 2010/08/23 03:54
名前: L.O.B. ◆x1uH80VgBs (ID: x8gi1/u3)

遂に旅立ちを果たした俺達御一行。
まずは、ステラドの町へ向かうとするか。

武「そう言えばダンが仲間になった時、やっと喋れるって言ってたけど、どういう意味なんだ?」

ダン「(う〜ん、もう話しちゃっていいのかな…?)」

武「ダン、どうかした?」

ダン「…えっとね。魔物と魔王の間には暗黙のルールがあって、階級の低い魔物は人間に話し掛けちゃ駄目なんだ。」

武「ダンは大丈夫なのか?」

ダン「ううん、駄目だったよ。でも今は武の仲間だし、多分大丈夫だと思う。」

武「ふうん、じゃああの時の光はさしずめ契約の証って所か?」

ダン「うん、そんなとこ。最も、全ての魔物が魔王の配下って訳でも無いし、独立して普通に人間と話せるのもいるよ」

武「…あれ、じゃあ魔王はまだ生きているって事になるけど?」

ダン「うん、魔界にいるよ。」

まさかスライムに伝説との接点を見つけるとは…
世の中分からん物だ。

ダン「神界にだって神様がいるんじゃないの?」

武「さすがにそれは分からんかな。合った事無いし、確言を聞いた事も無いし」

ダン「ふ〜ん…まあ僕も魔王には直接会った事無いけど…でも確信はあるよ」

…もしあの伝説が本当だったとする。
魔王の配下である魔物は主の存在を知っているが、一応人間たる俺は神の存在を知らない。
…やっぱり神って理不尽だ。
いるならさっさと消えてしまえばいいのに…
てか、こんな事なら魔物に生まれて魔王に仕えた方が良かったか?

…まあこんな途方も無い事を考えるのはよそう。
今は神界に帰る事だけ考えておこう。

ダン「あれ、前の方から何かくる…」

武「あれは…魔物だ!」

>スライムが現れた!
>スライムベスが現れた!

武「スライムとベスが一体か…
  せっかくだから、さっき覚えた呪文を使ってみるか」

(ラウンド1)

>武はドルマを唱えた! (MP10→7)
>スライムベスに23のダメージを与えた!
>スライムベスを倒した!

武「おわ、凄い! 本当に出た!」

ダン「よし、僕も!」

>スラダンはメラを唱えた! (MP5→3)
>スライムに17のダメージを与えた!
>スライムを倒した!

>魔物の群れをやっつけた!
>それぞれ3の経験値を獲得!

>スラダンはレベルが上がった!

ダン「やった、レベルアップ!」

武「早っ!」

>最大HPが7増えた!
>最大MPが3増えた!
>スラダンの能力が増えた!
>力 +4  守り +3  素早さ +3  賢さ +4

ダン「武のおかげだね!」

武「…そうかな? でもMPが切れないように呪文は節約するようにする。一応回復要因? だし。」


注意!
MPは「マジックパワー」と読む!
たまに「マジックポイント」と読む人がいるが、正しくは前者である!
…まあ、どっちでもいいんだけどね。

こんな見(聞き)苦しい解説は置いといて…

武「今回は仲間に出来なかったな」

ダン「まあそっちの方が珍しいしね」

武「ベス欲しかったのに…」

そういえばさっき、ベスの方を先に倒してしまった気がする…

ダン「どうする? 粘ってみる?」

武「考えとく。でも今は町へ行こう。またモルネスさんに世話になる訳にはいかないし、武器や道具も欲しいし…」

ダン「うん、分かった。でも、お金あるの?」

武「あ…」

…何か早速微妙にお先真っ暗だ。