二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 柏手に弧を描く【薄桜鬼】 ( No.4 )
- 日時: 2010/06/01 17:05
- 名前: 卍鄙城卍 ◆8TM.1EWlaA (ID: 5PvEL/lW)
春之陣
参. 春、弄ばれる。
「あ、なにやってるんだ?」
と今日は何もやることがない新選組大広間
平助が広間にて何かやっている土方を見て声をかける。
「単刀直入に遊んでいる。薙淺を使ってな。」
「あ、えぇ!?」
と平助が見た薙淺は猫。。。耳を生やしてた
尻尾もあって。
「うぅ・・・」
羞恥で薙淺は頬を紅潮させるがそれは男達には煽ってるものだ。
「え、だっ誰がこんなことを!!」
「平助だろ朝いてたろ。」
時は遡り朝の大広間
「そういえばこの新選組にも動物欲しいよなー」
「珍しいね。どうしてそう云うのさ。平助」
「否。動物って可愛いし何かいたら癒されるじゃん。例えば・・・猫。」
その一言で土方が
「分かった。猫を用意する。」
といい、驚愕した全員は塩焼きした魚の骨が喉に突き刺さったらしい。
「だからって・・・春使わなくたってだろ!!」
「否、追加で「雌猫」って言ったの誰だ?」
と土方は相変わらず無愛想な顔で言う。
「。。。じゃあ言い出した俺が使う」
と平助は薙淺を抱えた。
「ちょっ・・・平助!!」
「ん?」
「おっ降ろしてよ!!」
「いーやーだ。」
「・・・」
諦めたのかもう何も言わなくなった
「じゃあたっぷり撫でていい?」
「・・・・勝手にどうぞ。。」
と撫でまわされた。
嫌だった。
で、耳に息吹きかけられた時は甲高い声を上げた。
(可愛い。)
「へ・・・すけもうやめてよ。。」
と身体を揺さぶりながら擦り付くように嘆く
「ちょ・・・もし嫌だ。って言ったら?」
「殺す。」
「煽ってるのわかってる?」
「知りませんがな。」
と薬の効果が解けたのは夕食後だ。
「あがったよ。」
「わっ・・・な、何で髪・・・」
「あれ・・・?もしかして髪降ろしてるのみて色気付いたと思って顔赤いのかな?」
からかう様に笑う。
「だって・・・見慣れないんだもん。。。」
「ちょっ・・・もんとか。。」
と沖田が寄ってきて微かに石鹸の香りがする。
「可愛いから。」
と口づけを深く深く。
「そ・・・じ」
「下の名前で呼ぶなんてそんなに人肌恋しいの?可愛いよ。」
「や・・・総司も下の名前で呼んでよ。」
「薙淺。」
と夏で夕涼みに冷たい風が二人を包む。
「じゃあお風呂入ってくる。」
「あ、俺ももう一回入って来よう。」
と二人してはいることに。
「こうしてはいるの何年振りかな?」
「先週入った。」
「薙淺はあの時躊躇ってたの可愛かったな。」
「いっ今だって躊躇ってる・・・」
「はは・・・でもさ、髪切ったよね。」
「あぁ・・・少しでも男に近づく為に。。。まぁ、、、総司位が良かったかな。と思ったんだけど少し長くしたんだよ。」
「うん。あの時より可愛い。しかもさ、春の匂い良い匂いだよね。」
「変態・・・」
「でもね。。。いくら男だって俺好きなんだよ。」
「・・・」
「だから・・・守れなくってごめん。守ろうとしたんだけど・・・アイツに。。。」
と薙淺の傷をゆっくりとしなやかな掌で撫でる。
「いいよ。総司と千鶴を守れたのなら。」
「そっか、、、何かさあそこに大きな人影と小さなが在るんだよね。左之さんと永倉さんと平助と土方さんかな?」
「全く・・・貴様ら女・・・薙淺の裸体を見るとはどういうことだ!!」
「「土方さんだって見てただろ」」
とその夜はこっそりと千鶴と沖田と薙淺は土方の怒声を子守唄にするように眠りに着いた。
春之陣
四. 春、花見と共に居酒屋に に続く
そろそろ短篇を始める予定
中心は土方さんと沖田さん