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☆〜＊〜「いいかげんあみだせよ必殺技!!」①〜＊〜☆（秋目線）

「くっそー……。なんで飛べねえんだよ!!」
「超次元なんだよねココ?なんでなんだろ??」

わたしは、今彩華ちゃんたちの練習につきあっている。
それにしても言葉づかいすごいなぁ……。

さっきまでの自己紹介もすごかった。

〜回想〜

「はいはいはーいっ!!美羅でー「はい次〜」
「えぇぇぇ!?美羅のコト知れば知るほどあじわいが増すのに!?」
「うるせぇよコーヒーか。黒いくせに」
「あー、美羅のパンツ黄色だぁ〜……」

〜回想終了〜


うん、みんなすごいなぁ。
夏未さんが顔しかめてるのが気になるけど、ね。

「貴女達……?」
「はいなんでしょうお姉様!!」

ビシィッ!と敬礼する叉衣ちゃん。
パカン、と彩華ちゃんに叩かれる。

「バカ。黙れ」
「うぇ〜ん彩華がいじめるぅ〜うっうっ、叉衣泣いちゃうよ?」
「うわ、うぜぇ」

夏未さんの顔がさらにしかめられる。
まずい……。大爆発しそうな予感。

「貴女達……いいかげんにしなさいっ!!」
「うわーぉ逃げろ〜」
「逃走中!!」

キャッキャッ、とはしゃぎながら逃げる彩華ちゃんたち。
ダメだ、これ。

「ま、ちなさーいっ!!」
「うわ捕まった!!」

捕獲（?）されたのは京ちゃん。

「京ちゃん!!」
「待ってて今助ける!!」

千里ちゃんが引き返す。

「あ〜もうっ、こんなとき時間があやつれたら良いのに!!」

瞬間、
時が止まった。

ぴたっと皆の動きが止まる。

これって……。
必殺技?

そのすきに千里ちゃんが京ちゃん救出に成功。
夏未さんを残して逃げさる。

「待ちなさいーーーっっ!!」

夏未さんの叫び。


こうして、新しい必殺技は何となく生み出され。
一日は過ぎて行きました。