君と繋いだ手の温かさをもう忘れてしまっていた 「明良[アキラ]、早く早く!」きっとこれは『俺』への罰であり罪なんだろう 「『お姉ちゃん』、待っ——」響くのは、 (激しいクラクションとブレーキの音)嘆くのは、 (母親と父親とそして、) 「あんたのせいよ! あんたのせいであの子はっ…!」全てはほら、くるくる廻って堕ちてゆく 深く深くへ届かない鎮魂歌それでも歌うよ 君のために。.