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そして昼休憩。

結局あれから、授業はまったく受けなかった。


「苑原、一緒に飯食おうぜ」

「おう」


源田に誘われ、机を彼のにくっつける。


「おいおいお前ら、二人だけで食う気かよ？」


オレも混ぜろとばかりに来た、佐久間とデｋ…辺見。


「じゃあオレ、パン買ってくるわ」

「あ、俺も」


そう言って教室から出たのは咲山と源田。

ていうか、なんか背後がうるさいんだけど…気のせい？

軽く彼らに手を振り、振り向くと。


「だから！アメは！イチゴ味だって昔っから決まってんだろーが！」


そう叫びながら蹴りを繰り出す佐久間。


「うるっせー！オレはソーダが好きなんだよっ！」


叫び返して蹴りを腕で受け止める辺見、そして。


「お前らっ…いい加減にやめろ！」


ドレッドヘアーをオールバックにした強面の奴が、その二人を宥めていた。





　＊寺門キター！