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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: D,グレイマンⅡ 数百年後の終焉再来オリキャラ募集 ( No.95 )
- 日時: 2010/07/02 05:31
- 名前: 亜倉歌樹 (ID: EE/vzbC4)
闇の聖職者
朝になり、シャオンが廊下を通っていると、なぜか箒をもった、エルバとバノの姿があった。
エルバは髪の毛がいつもよりもボサボサ、バノは眼鏡が片方割れている
そして二人とも、頭のこぶがサーティー〇ンアイスクリームのトリプルになっていた。
「あら? 二人とも何してるの?」
シャオンが二人に声をかけた。
「あ、シャオン。僕たち消灯時間に騒いじゃって…。今掃除の罰ゲーム中なんだ。っていうか、ほとんどバ
ノのせいだけど…」
「な、なんでさ! エルバが笑ったからトールが来たに決まってるさ!」
「そんなわけないよ! そもそもバノが鍵を無くすのが悪いんだから!」
「二人とも! 喧嘩はだめよ!」
シャオンの注意にて、二人の悪口は終わる。
「ん、そう言えば今日は体育あんじゃね?」
「体育? 戦闘法を学ぶって紙に書いてあったけど、具体的に何をするの?」
エルバの質問に対し、バノはニヤリと笑う。
「アクマとの戦闘訓練。レベル2との戦闘さ」
「れれ、レベル2と!?」
シャオンはエルバの恐怖の顔にクスクスと笑った。
「大丈夫よエルバ君。戦ってくれるのは、200年昔の元帥が技術を開発した、『改造アクマ』だから」
シャオンの言葉に、エルバはきょとんとした。
「アクマを…改造?」
「そう、改造アクマ。魔術を利用して殺人衝動を緩和してあるの。それに内蔵された魂に、エクソシストの
魂があったことが確認されて、シンクロに成功したの。イノセンスのおかげで殺人衝動ももっと緩和され
ているわ。教団関係者は『半魔人(ハーフダーク)と呼んでいるのよ」
エルバはどこか遠くを見た。
「ハーフ…ダーク…」
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