ALLジャンルのオリジナル小説、ライトノベル、二次創作、ss小説やイラスト投稿なら「小説☆カキコ」

第七話
雪「でも！・・・はぁ・・」ズズッズズッ
雪はふらつく足では体を支え切れず
壁に寄りかかるようにして動く・・
息使いは荒く・・立っているだけでつらそうだ・・
雲「・・・（苦しかったら言えばいいのに・・
あんなに立ってて・・・苦しいだろうに・・）」
君に手を差し伸べてあげたい・・
でも体はそれを許さなかった・・・
薄情な奴だ・・全く・・・
僕という人間はなんと・・・
雪「待って・・・ハァハァ・・」ドサッ
雪は息を荒げ苦しそうに座り込む
雲「・・・・・」グッ・・・
手を伸ばそうとするが・・途中で止まってしまう・・
雪「・・・」ズズッ・・
雪は力を入れて立ち上がるフラッ・・・
後もう少し・・畳の和室に入りかけた時・・
気が抜けたのか・・限界だったのか・・
そのまま崩れ落ちる・・・
襖に寄りかかっていた雲雀は
手を伸ばし雪を支える・・
雪「！！！・・・・」
雲「・・・・・」

無言の中にある・・複雑な心境・・