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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: リボーン二次小説『風紀委員長だって恋をする!』 ( No.170 )
- 日時: 2010/08/06 22:24
- 名前: ボリーン (ID: 152P2t.y)
第九話
・・一か月後・・
今夜は満月が美しく・・・
華は月光を浴びひと際妖しく・・・・
心地よい風はノエルの美しい髪を
撫でるように吹き抜けるのだった・・・
ノ「今宵は霊でも出そうな夜だ・・・・
明日からこの屋敷からしばしの間
離れる・・・僕は屋敷は好きじゃないけど・・
此処は好きだ・・・・」
心に刻まれた記憶・・・
何があろうと消えない・・・
ただ普通に生きていたあの頃の記憶・・
隣にはいつも・・貴方が居たのに・・・
ノ「もういない・・・・帰ってこないだろう・・」
ル「何をおっしゃいますか・・・お嬢様・・
僕はいつも近くにいます・・・・」
ノ「!!・・・」バッ!!
ノエルは立ち上がり辺りを見渡す・・
ノ「幻聴・・・だな・・・」ギュッ・・
ル「幻聴なんかではありません・・・
僕は・・此処にいます・・・ノエル・・」
ノ「・・・あぁ・・・ずっと此処に居ろ・・」
もう一度・・会えた・・本当の貴方・・・
幻なんかじゃない・・・・
貴方の温かさ・・・
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