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第十七話
・・数時間後・・
ブ「！！またあの女・・」
骸「クフフ・・・ノエルは有名人ですね・・」
ノ「当たり前だ・・僕は英国貴族だ・・」
骸「勘違いしないでください・・僕は
あくまで「裏」のことを言ったんです・・」
ノ「・・・・抜け目がない奴め・・・」
その時・・突如GHOSTが現れる・・
フ「！！・・・炎が・・・」
骸「クフフ・・・これは少々・・・」
ノ「！！！・・・」ガクッ・・・・
ノエルはリングすら付けていないにも
関わらず・・体からはおびただしい量の
黒い炎が吸われる・・・・
骸「！！！・・そうでした・・・
ノエルには死の死ぬ気の炎が流れている・・」
フ「死・・？？」骸「えぇ・・・
強力ですが体力消費が多いので・・」
フ「ってことはヤバイんじゃ・・・・」
骸「おっと・・・触れてはいけませんよ・・
人間が容易に触れられるほど
やわなものではない・・・
まぁ・・六道輪廻を廻りたいのなら別ですが・・」
フ「・・・・」
ノ「ハァ・・・・」ザッ・・・
ノエルはゆっくり立ち上がる・・・
ノ「骸・・それは以前の話だ・・今は違う・・・
体にあった余分なものが抜けただけだ・・」
骸「というと・・・・？？」
ノ「・・お前が好きな六道輪廻ですら
抱えきれないほどの大罪を犯した者の
死期が早くなったということさ・・・」
ノエルはそう言うと嬉しそうに
ニヤッっと笑う・・・
フ「白蘭のことですねー・・・・
あれ・・師匠・・？？」
骸「・・・・・これだからガキは・・」
フ「・・・！！！そういうこと・・・？・・・」