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最終話
ノ「さっきの言葉は改訂するよ・・・
先代は一つ僕に似てる・・・
さっきから屋敷を守れと煩い・・・
屋敷への思い入れは僕に匹敵する・・」グッ
ノエルは右手に拳を握る・・・
骸「！！・・・ノエル・・それ以上は・・」
ノ「煩い・・・もう止まらないさ・・・」
骸「そうですか・・ならばもう止めませんよ・・
まぁ・・最終的に自分を壊すことに
なるかもしれませんがね・・・クフフ・・・」
最期の記憶・・・それは悲しそうな君・・
笑顔でいてほしいと思ったのに・・・
それから後の記憶はない・・・
自分の生き方を後悔したのはこの時が
最初で最後・・・貴方は最期までついてきて
くれなかった・・でもそれでよかったのだ・・

門が開け放たれたままの屋敷・・
その前には広大な庭が広がり・・
花々が咲く・・・其処にはこれまた立派は
墓が一つ・・・ノエル・ローズと
刻まれたその墓の前には２人の男・・

フ「でもやっぱりー最後のは師匠
無慈悲過ぎるんじゃないですかー？？」
骸「クフフ・・いいえ・・そんなことは
ありませんよ・・・この人には
あれが一番よかった・・・
・・・それにしても・・・此処は綺麗ですね・・・
もう主はいないはずなのに・・・
まるで・・誰か居るかのようだ・・・」
墓前に手向けられた三本の菊の花・・
季節外れの燕が哀切そうに舞う・・

END