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第八話
・・病院・・
医「！！・・雲雀君！！・・どうしたんだね
一体・・その子は・・・」
雲「中学生に殴られてた・・・」ズルッ・・
雲雀は夙を医者に渡すとそのまま立ち去ろうとする
医「あぁ！ちょっと・・中学生に殴られたって・・
雲雀君は・・・？？」
雲「別に・・・」医「しかし・・
口の横に血が・・血を吐いたのかい・・？？」
雲「・・・まぁね・・蹴られた時に・・」
医「一応診ておこう・・用心のためだ・・」
雲「僕はいい・・じゃあ頼むよ・・」
医「・・・まぁ彼らしいと言ったらそうなんだが」
雲「！！ゲホゲホ・・・！！・・・」
雲雀は口に当てていた左手を
握り隠すようにそそくさと立ち去る・・
医「やっぱりダメだ・・」グッ・・
医者は雲雀を引きとめる・・・
医「・・やっぱり吐血してる・・
蹴られた時に消化器を損傷したんだ・・
家には電話しておくから・・・
入院して・・・・」雲「電話なんか
しなくていい・・・」
そういう彼の目は寂しそうに何処かを見つめてた・・