第九話頬を伝い流れる雫・・心から彼を信じ・・頼っていた・・幸せ・・だった・・・あの幸せをもう一度・・味わいたい・・でも・・彼は気付いていないだろう・・思い出していないだろう・・・彼の記憶の中から・・あの頃の「わたし」という存在が消えていないことを願う・・・貴方の中でのわたしの場所は隅の隅でいい・・・だから・・ずっとそばに居てほしい・・この思いに・・「・・・気付いて・・・」ほしい・・・