二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: リボーン二次小説『風紀委員長だって恋をする!』 ( No.353 )
日時: 2011/03/06 21:30
名前: ボリーン (ID: EOxiYAsu)

第二十四話

今のわたしには・・この痛みもつらいことも・・

何もかも・・快感でしかなくなって・・・


全ては闇に堕ちていった・・


ゆっくりと体を横にする・・

このまま・・誰にも発見されなかったら・・

この世からわたしという存在を消せるのだと・・

誰もわたしの死を悲しまない・・

誰もわたしのことを気にかけていないから・・

もしかしたら・・わたしが死んだら嬉しいかも・・


ある者は・・責任という呪縛から開放され・・
ある者は・・疎ましい者から開放され・・


色々なことが頭の中を巡る・・

今までのことを追憶する・・・


あれ・・・わたしの記憶・・は・・


あの公園・・あの時間・・

少し優しかった彼・・
あの笑顔が好きだった・・
あのちょっとした優しさが好きだった・・

あのシロツメクサは・・枯れてしまっただろう・・

あの輪は切れてしまっただろうか・・・?


・・わたしの記憶は・・


彼との思い出ばかり・・・・



涙がこぼれ始めた・・・

頬を伝い・・フローリングの床に落ちる・・


彼は・・わたしが死んだら・・どう思うのか・・