二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: リボーン二次小説集☆☆ ( No.430 )
日時: 2011/04/08 19:59
名前: ボリーン (ID: Sua4a79.)

第十話

メアは骸に負ぶわれ廊下を進んでいく・・・
たまに話声が聞こえるような
気がするが・・メアは全く気にしていない様子・・
それどころかいつもより
少しテンションが高い・・先ほどからずっと
鼻歌を歌っている・・・

骸「・・そんなに彼に会うのが楽しみですか??」

メ「!!・・/////そんなことはない・・」

骸「あ・・そうですか・・・・・・・」

メ「どうしたのだね??不機嫌そうだな??」

骸「わたしのメアが彼に会うのが嬉しそうなのに
腹が立ったからですよ・・・・」

骸はやけに「わたしの」の部分を強調する・・

メ「???・・・・意味がわからない・・
何故、わたしが知人と久しぶりに会うのを
喜ぶのが嫌なのだね・・・」

骸「・・・メアにはわかりません・・」

メ「何を!!・・お前・・わたしの頭脳に
わからないことなどないのだよ!!
否・・・そんな物存在してはならないのだ!!」

骸「相変わらず自信家ですね・・しかし・・
こういうものに貴女は疎い・・」

メ「こういうもの・・??なんだね??教えたまえ・・」

骸「・・教えても理解出来ないので
教えませんよ・・これに限ってはね・・・」

メ「理解出来ないだと・・・・・
何故、そう言い切れるのだ・・・・」

骸「では・・メア・・貴女は「愛」とは
なんだと問われたらどう答えますか・・??」

メ「・・・アイだと・・・フッ・・くだらない・・」

骸「・・・だからダメなんです・・・」

メ「それはつまり・・わたしが人間としてダメだということかね?」

骸「・・そうとも言えますね・・少々ですが・・
それでも前よりマシですよ・・」

メ「ふ〜ん・・・それなら納得だ・・・・」


賢明なるこの娘がそれを理解する日は
遠いだろうか・・否・・来るのだろうか・・
来るならば・・一刻も早く教えてやりたいのだ・・