二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: リボーン二次小説集☆☆ ( No.439 )
- 日時: 2011/04/12 19:59
- 名前: ボリーン (ID: 4TjuuFmy)
第十五話
—会議室内—
骸が静かに部屋に入って来た・・
そういえば・・彼に会うのは
白蘭との戦い後初めてかもしれない・・
彼がいつも
何処に居て何をやっているのか・・
そういうことをオレは何一つ知らない・・・
でもそれが骸っていうか・・なんていうか・・
まぁ・・とにかく・・それが一番良い状態なのかもしれない・・
獄寺クンが報告をする中・・オレは
そんなことを考えていた・・
獄「それについて・・十代目の御意見をお願いします」
ツ「えっ!!・・・ごっ・・ごめん・・
最後の方ぼーっとしてて・・・」
リ「全く・・・ツナ!・・会議中くらい
しっかりしやがれ!!」
ツ「ごめん・・皆・・」
山「別にいいってことよ!!
それがツナだろ!!」
獄「そうッスよ!!んじゃもう一回いきます!!」
ツ「ありがとう!・・」
そんな会話にメアは聞き耳を立てる・・・
メ「(あいつ・・本当にボンゴレボスなのか??
どう考えてもボスの器ではない・・・)」
会議も終盤に差し掛かった時・・
骸「僕から少々、報告があります・・」
骸は微笑を浮かべながら話し始める・・
骸「実は・・僕が今回此処に来る際に
一緒に連れてきた少女がいまして・・」
ツ「えっっ!!って・・骸って
いま幻覚じゃないの??!!」
骸「えぇ・・そうですが・・・リアルですよ・・
・・あぁ・・そうですね・・そう思うのも
しかたがない・・その少女はかなり賢明で・・
此処ぐらいのセキリュティーならば
誰にも気づかれずに侵入することが可能なんです・・」
ツ「だから・・ジャンニーニが何も言わなかったんだ!!
誰か入ってきたら言ってくれるからさ・・
それで・・その娘(こ)って・・誰??」
骸「・・はい・・名前は・・??」
メアは擦りガラスの向こうで
指をクロスさせて
ピョンピョン跳ねている・・
どうやら名前を言うなと言いたいらしい・・
骸「クフフッ・・・(そうもいかないでしょう・・
それに・・彼女にはもう少し社交性をもってほしい・・)
メアといいます・・先ほども言ったように
恐ろしいほどに賢明な少女です」
メアは擦りガラスの向こうで
落ち込み・・また怒りを感じていた・・