二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: リボーン二次小説集☆☆ ( No.443 )
日時: 2011/04/14 21:05
名前: ボリーン (ID: 4TjuuFmy)

第十八話

雲「脚が痛い・・?なんで??」

メ「・・・・・・・・面倒だ・・
言わない・・とにかくわたしは横になりたいのだ・・
此処に布団だかなんだかを敷け・・」

メアはいつにも増して不機嫌そうな顔をしている

雲「・・しょうがない・・・」

メ「後だね・・・恭弥・・・君は・・・
わたしが深い眠りにつくまで・・いや・・起きるまで
ずっと・・・わたしの傍に座っていたまえ・・・」

雲「!!・・・・・・・」

雲雀は一瞬戸惑ったような顔をするが
何事もなかったかのように布団を敷き続ける・・

メ「恭弥・・・わたしは・・・それだけで
良いのだ・・・・・」

雲「何がいいのか・・はっきり言ってほしい・・」

雲雀は布団を敷き終わりキリッっとした鋭い目で
メアを見つめる・・何かを求めるような目で・・

メ「わたしは・・・恭弥の・・骸の・・・近くに
居れるだけで満足なのだ・・本当は・・」

雲「ふ〜ん・・・そぅ・・・」

メアは恥ずかしそうに布団の中にもぐりこむ・・

メ「そういう・・そっけない態度も
嫌じゃない・・・むしろいい・・・
君の冷静なところも・・・理性的なところも・・」

雲「・・・早く寝たら・・??」

雲雀はさも鬱陶しそうな声で言った・・

メアは気にせず続ける・・
メ「でも・・どう表現すべきなのか・・わたしには・・
それは骸に対してもだ・・・わからない・・」

雲「煩い」

メ「恭弥はずっと恭弥のままで居てほしい・・」

雲「・・・・言われなくてもそうするよ・・」

それっきりメアは何も言わなくなった・・

雲雀は真一文字に結んでいた口を緩め

哀愁漂う笑みを浮かべた