二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: リボーン二次小説集☆☆ ( No.444 )
日時: 2011/04/20 19:52
名前: ボリーン (ID: nNH22Zc.)

第十九話

しばらくするとメアはスースーっと
寝息をたてはじめた・・
それを確認すると雲雀はスルリスルリと
メアの脚の方に向かい
そうっと布団をめくった・・

そして元々細い目をさらに細くして
右足を凝視しはじめる・・

たまにメアが動くと連動するようにピクリっと反応する・・
また・・はたから見れば変態そのものなので
周囲にも十分注意しているようだ・・

骸「クフフ・・・こうやってみると
普通に可愛いですね・・」

雲「!!・・・・」

突然の声に雲雀は驚く・・
しかしそれは無理のないことだ・・なんたって
今まで自分は変態さながらの行為をしていたわけだし・・それに
骸は今までなんの気配も出さずに・・
するりっ・・っと現れたのだから・・
そうっ・・まるで霧のように・・・

雲「なんか用でもあるのかい・・??」

何もなかったかのように布団を元に戻すと
キリッっと鋭い睨みをきかせて問う・・

骸「クフフッ・・・わたしのメアが
貴方のような変態にあらぬ事をされていないかと
心配になったのでね・・」

顔に湛える微笑がなんともいえない
意地悪さを感じさせる・・・

雲「目障りだ・・僕の前から消えないと咬み殺すよ・・」

骸「昔から一本調子ですね・・・先ほどのことは
冗談ですよ・・貴方がこの子の何を知ろうとしていたかは
わかっています・・」

雲雀は機嫌を損ねたようでそっぽをむいた

骸「クフフ・・・まぁ拗ねないでください・・
脚のことでしょう??・・・
知りたいのなら教えますよ・・・」