二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: リボーン二次小説集☆☆ ( No.449 )
日時: 2011/04/22 20:59
名前: ボリーン (ID: yMr7nvgj)

第二十三話

・・ダイニング・・

メ「なんだね・・これは・・・」

テーブルにはありとあらゆる料理が・・

ステーキ・焼き魚・サラダ・寿司・・・・・・etc.・・・

メ「おい・・・わたしの細い体にこんなに
入ると思っているのか・・??」

ツ「お菓子はこれくらい食べてない??」

メ「こんなに食ったら流石に死ぬ・・・」

ツ「・・冗談!・・そんなこと思ってないよ・・
この中で好きな物食べていいから!」

メ「・・・食べなければ・・」

ツ「お菓子なし」

メアは・・少し黙った後・・覚悟を決めたようで
ゴクリッっと唾を飲み込み・・

サラダに入っている赤い物・・(ニンジン)を
恐る恐る口に運ぶ・・・

・・箸を持ったまま咀嚼する・・・

モゴモゴと口を動かしていたが・・
次第に動きが遅くなり・・・止まった・・

—カラン—

箸が床に落ち乾いた音がした・・

ツ「あ!・・やっぱり嫌だった??・・そうだよね・・」

メ「あ・・・あぁ・・・グスッ・・・おいしい・・」

ツ「へ・・・・??・・・」

メ「おい・・ぼけっとするな!・・・
ツナ・・これは何という物だ!!」

ツ「(なんでキレてるんだろう・・)
えっと・・ニンジン・・だけど・・」

メ「ニンジン・・・ニンジンというのか・・
甘いな・・・なんだか・・これなら食べられる・・
・・・が・・しかし・・これとこれは
見るからにまずそうだ・・・」

メアは上等そうなステーキと
焼き目が食欲を誘う焼き魚を指差し
怪訝そうな顔をする・・

ツ「えぇ・・・そうかな・・
食わず嫌いはダメだよ・・食べてみないと・・・」

メ「・・・うぅ・・・」
メアは低く唸ると・・・クンクンと
子犬のようにステーキの臭いをかぎ・・パクッっと

一回噛んで・・ティッシュの中に吐きだした・・・

メ「普通にまずいな
わたしはサラダだけ食べる・・それで十分だ」

ツ「ん・・まぁ・・お菓子だけよりマシかな?」

そう言ったツナの顔は笑っていた・・