二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: リボーン二次小説集☆☆ ( No.457 )
日時: 2011/04/23 21:48
名前: ボリーン (ID: tmcDqXQU)

第二十八話

—カチャリッ—

ドアが開いた・・・
メアは息を殺して物音ひとつ立てていない・・

暗闇の中で互いに相手の姿を確認する・・

—「久しいな・・我が従兄妹よ・・・」—

2人はまるでそれが合言葉かのように
ぴったりと調子を合わせて言った・・

何故かネコのようにメアの双眸が光った・・

メ「君・・・電気をつけろ・・」

?「・・・相変わらずのようだな・・
その高慢な態度といいなんといい・・」

メ「わたしの場合・・恐ろしく非凡であることは
事実なのだ・・・・」

?「・・・まぁ・・確かにな・・・
だがお前はあの頃から何も変わっていない・・
・・・お前は・・愛を知らない・・」

メアは一瞬脅える子供のように
不安げな表情を浮かべたがすぐに
ツンと澄ました表情に戻り・・軽く鼻で笑う

メ「・・アイ・・だと??・・・
まだそんなことを言っているのか・・??
何度も言っているだろう??
わたしはそんなことどうでもいいのだ!!
ただただ・・楽しければいいのだ・・」

?「・・ほら・・やはり何も成長していない・・
頑固で・・自分の考えを曲げない・・いや・・
自分の心を曲げてしまう・・・
本当に思っていることを・・否定してしまう・・
メアは・・昔からそういう人間だ・・」