二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: リボーン二次小説集☆☆ ( No.463 )
日時: 2011/04/24 21:11
名前: ボリーン (ID: 13s.kbX8)

第三十二話

ジャンは懐からナイフを取り出し・・
両手でギュッっと握りしめ
体の横に添え・・メアに向かって走り出す・・

グサッ!!・・・

深くナイフが突きささる音・・同時に血が飛び散る・・

メ「っ・・・・・」

ジャン「!!・・・・」

メアの腹にナイフ・・・そして・・

ジャンの太腿に・・・

ジャンは足を押さえて床にしゃがみ込む・・

メ「ジャンは・・死ぬために来たのだろう・・
全てわかっていた・・だから・・
お前の考えただろう・・・シナリオに・・沿っていたのだ・・」

ジャン「わかってたんだ・・・でも・・少し計算違いだ・・
メアなら一発心臓に刺して殺すだろうと思ってたよ・・
・・ためらったんだろう??・・・
唯一の親族なんだし・・・」

メ「・・・・」

ジャン「やっぱり・・お前はわかっているんじゃないか?」

メ「ジャン・・目を瞑れ・・」

ジャンは静かに目を閉じた・・


・・グサッ!!・・


ナイフは深くに突き刺さった・・・


ジャン「・・・愛・・を・・」

ジャンはそう呟きながらメアの頬を優しく撫でると
・・事切れた