二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: リボーン二次小説集☆☆ ( No.469 )
日時: 2011/04/30 21:50
名前: ボリーン (ID: HFG8XWOG)

第三十四話

事は昼時であった・・

アジトに居る者はまさか侵入者が居るとは思わず・・

もちろんメアが死にかけていることにも
気が付いていないのである・・・


ツ「・・もう昼だ・・」

山積みとなった書類を前にして疲れた表情のツナが
思い出したように呟いた・・

ツ「そうだ・・メアはまたお菓子ばかり食べてるかも・・
何か持っていかないと・・・」

朝からずっと座っていたせいで
すっかり重くなった腰をあげ・・部屋を出た・・・

キッチンでカップヌードルを作ると
御盆に載せてメアの部屋に運んで行く・・


何故だか・・メアの部屋に近付くにつれて
血なまぐさい嫌な臭いがする・・・

ツナは悪寒を感じ・・足を速めた・・

勢いよくドアをあけ・・
同時に彼女の名を叫ぶ・・


パッっと目に飛び込んだのは

見知らぬ・・っがしかし・・何処か
見たことがある顔の青年が地に塗れて倒れている姿・・

そして・・血が流れる腹を押さえて
椅子から転げ落ちているメアの姿・・