二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: リボーン二次小説集☆☆ ( No.471 )
日時: 2011/05/01 20:00
名前: ボリーン (ID: an.s4YRU)

第三十六話

ふと目を開けると・・

近くには見慣れた顔が・・


骸「おや・・気が付いたのですね・・」

メ「あぁ・・・・」

骸「目が虚ろですよ・・??」

メ「・・・・骸・・お前は・・」

骸「なんですか・・??」

メ「いや・・なんでもない・・あぁ・・
なんでもないのだ・・・」

骸「・・・そうですか・・もうすこし寝ていた方が
いいかもしれませんね・・」

メ「・・いやだ・・。・・骸・・
奴の亡きがらは・・」

骸「近くの教会に安置しているそうです・・」

メ「葬式はやるのか・・??」

骸「まだ決まっていませんが・・・
メアの意識が戻ったので・・決められますね・・
唯一の親族だったそうですね・・・」

メ「別に・・・そんなことどうでもいい・・・
大切なのは・・思いだ・・・彼の遺志だ・・・」

骸「珍しいことを言いますね・・・」

メ「わかっていた話だ・・最初から・・」

骸「・・・それは・・」

メ「彼が伝えたかったこと・・・そして・・
わたしが何故だか・・君達から受けている物のことだ・・」

骸「・・・・・・」

メ「でも・・何故だ・・それは
わたしの中で熱く燃えて・・わたしに穴を開けそうだ・・
息が詰まるくらい苦しくなる・・・・」

メアは目の端に涙を溜めて低く声を響かせる・・

骸「・・きっと・・」

骸は一旦言葉を切る・・・

骸「わたしが言うのも変ですが・・・・
自らの手で・・愛する者を殺した・・・
失ってしまったからです・・・
深い・・後悔です・・」

メ「・・そうか・・これが後悔・・・
・・戒め・・・・」