二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: リボーン二次小説集☆☆ ( No.472 )
日時: 2011/05/01 20:50
名前: ボリーン (ID: ZdfJmAM/)

第三十七話

・・それからずっと・・彼女の目は・・
ガラス玉のように精気が感じられず鈍い光を放っていた・・

体の傷は治っても・・後悔という傷は
癒えないようで・・何処かに
ポッカリ穴が空いてしまったようで

なんともいえぬふわふわした感じで
離したら何処かに行ってしまいそうだった・・


そして・・・・よく甘えてくる・・・・

いつもの彼女はもちろんそんな恥辱的行為は
するはずもなく・・・・
普段を知っている者からすると・・
恐ろしく不気味である・・・



メ「・・膝に乗せたまえ・・」

雲「//////」

雲雀は恥ずかしさに頬を赤く染めるが
心なしか嬉しそう・・・

雲雀の膝に乗るとメアは彼のワイシャツの裾を
ギュッっと握る・・

雲「・・君・・この頃変だよ・・・」

メ「あぁ・・わかっているとも・・・
でも・・なんだか・・こうしていないと落ち着かないのだ・・・
情緒の安定を図るためだよ・・・
別に・・恭弥をどうとかそういうことではないから////
安心したまえ・・」

雲「・・安心したよ・・」

メ「むっ・・なんだか腹が立つ奴だ・・」

雲「嘘・・・・残念でたまらない」

メアはビクッっと震える・・

雲「・・って言ったら嬉しいのかい??」

メ「!!・・・・うっ〜〜・・・」

肩を怒りに震わせ・・顔を真っ赤にして
低く呻く・・・

メ「・・・・わたしを弄ぶとは・・・心外な奴め・・・」

雲「本当に嘘かもね・・・」

雲雀はメアの細い指に指を絡ませた・・

メアも応えるようにぎゅっっと握り返した・・・