二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: リボーン二次小説集☆☆ リク受付中!! 参照2500突破!! ( No.512 )
日時: 2011/05/13 20:50
名前: ボリーン (ID: 9E/MipmP)

第十六話

フェ「わたしなら大丈夫だ!!だって・・強いもの・・」

ス「ヴォォォォイ!!!ガキィー!!
テメーは剣士かぁ!!??」

フェ「そうだ・・願掛けと言っているが
ホントはオカマだから髪を伸ばしている・・らしい
スクアーロさん」

ス「これは正真正銘、願掛けだぁ!!!
そうか・・残念だがな・・お前みたいなガキより
オレや山本武の方が何千・・いや何万倍も強い!!!!」

パッっと風が吹いた・・・

ス「・・・・・・・」

座っていたはずのフェリスはいつのまにか
スクアーロの後方に剣を片手に立ち・・
手に取ったスクアーロの数本の髪を弄っていた・・

フェ「・・女のような髪だな・・・」

ス「てめぇ・・・」

フェ「今・・わたしは君に気取られることもなく
君の髪を数本ちょうだいした・・その気になれば
その首を宙に飛ばすことも出来た・・
これでも威張っていられるか??・・」

先程の笑顔の彼女とは別人かのように無表情で淡々と語る・・

そんな緊迫した空気の中・・何処からかコマドリは
サイコロを3つ取り出し
右手に握り上から落とし左手でキャッチし
今度は左手で落とす・・という奇怪な行動をし始めた・・

静まりかえった部屋に・・サイコロ同士が
ぶつかり合う乾いた音が響く・・

突然サイコロを床に落とした・・・
自然に皆、出た目を確認しようとする・・

コ「6が3つ・・666・・アンラッキー・・
これが意味するのはつまり苦難・・」

フェ「・・問題ない・・最初から不幸の連続だ・・だろう?」

コ「そうだとも・・。幸運であったことなどない・・
わたしは彼女の意見に賛成だ・・」

フェ「やった!!」

コ「・・わたしも付いていく・・今・・この状況は全て
わたしが予知していた・・大丈夫・・いい方向の未来に
向かっている・・着実にね・・」

フェ「じゃあ行って来る!!バイバイ!!」

フェリスはコマドリの手を引っ張り部屋を出て行った・・

獄「十代目!・・・あんな奴に任せていいんですか??
信用出来ないですよ・・正体を隠して・・」

ツ「・・・これは・・あくまでオレの直感だけど・・
うまくいくと思う・・でも・・あまりにも道徳に反してる・・
やっぱり止めないといけない・・!!」

皆・・部屋を出て2人を探したが結局見つからず・・

オレ達のやるべきことは2人を探し出し・・止めること・・