二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: リボーン二次小説集☆☆ リク受付中!! 参照2500突破!! ( No.524 )
- 日時: 2011/05/17 20:01
- 名前: ボリーン (ID: 6CzRMEj0)
第二十三話
・・三人はドアの前に鉄格子の扉がある
古いエレベーターに乗り地下に下がっていく・・
少しするとエレベーターは止まりドアが開いた・・
妙に冷たい風が吹いた・・
ワ「此処は地下保管庫です・・ローデルロリヒ様の保管庫は
6BNですので・・こちらになります・・」
ワーカーはエレベーターを出てすぐ横の廊下に掛っていた
ランプを取ると歩き始めた・・
地下は冷たくひんやりとしていた・・
ワーカーの革靴の足音と2人のブーツの足音が
微妙にずれて響いていく・・・
冷たい風にランプの火が揺れる・・・
迷路のような道を1分ほど歩くとワーカーはピタリっと止まった・・
ワ「此処でございます・・では鍵で開けさせていただきます・・」
ワーカーは白い布で鍵を持ってカチャリッっと扉を開けた・・
カチャン!っと音を立てて扉は開いた・・
ロ「フェリス・・君も入れ・・・」
フェ「いいの!やったぁ!!」
2人は保管庫の中に入って行った・・ワーカーは
それを見ると扉を閉めた・・・・
フェ・ロ「!!!・・・・・」
ワーカーは隠し持っていた無線機を取り出すと
濁った輝きのない眼をして淡々と言った・・
ワ「やりましたよ・・全てはご指示通りに・・どうぞ・・」
無線機から低い男の声が聞こえる・・・
?「そうか・・・うまくやったな・・
フェリス・リュールの方は大切に扱え・・・
魔女の方はどうしてもいい・・そう・・いっそ
動きを封じて燃やしてもいい・・どうぞ・・」
ワーカーは少し動揺しながらも答える・・
ワ「承知致しました・・裏金の方はよろしくお願いします・・どうぞ」
?「・・フッ・・金に目がないようだな・・・
その強欲が我が身の破滅を招かないように
せいぜい注意することだ・・・ではまた・・
会える日を楽しみにしているよワーカー君・・さらばだ・・」
そこで無線は切れた・・
保管庫の中には・・強い催眠作用のある煙が充満するように
あらかじめ仕掛けてあった・・・今頃は2人とも
眠ってしまっているだろう・・・
ワーカーはガスマスクを装着し扉を開けた・・・