二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: リボーン二次小説集☆☆ リク受付中!! 参照2500突破!! ( No.526 )
日時: 2011/05/17 21:53
名前: ボリーン (ID: 6CzRMEj0)

第二十五話

2人の捜索は難航していた・・・

オレと獄寺、山本、リボーンの四人はまとまって
捜索していたが・・骸とクロームは行方不明・・
御兄さんもどっかに行ってしまい・・
雲雀さんはいつも通り・・・
ランボは面倒だといってアジトに残っている・・

しかし・・はっきり言って・・オレ達4人の捜索が
進んでいる・・という訳ではない・・
むしろ・・全く進んでいないのだ・・

ツ「・・・敵マフィアのアジトにはだいたい行ったけど・・
それも危険だし・・それにキリが無い・・・」

獄「そうですね・・せめて奴らの出身国が分かれば・・」

リ「そうだな・・でも・・あいつらの素情は全く
知られていない・・・オレも捜査を依頼しているが
今の状況じゃ情報が混乱していやがる・・」

山「あいつらと親しい奴を見つければいいんじゃないか??」

獄「それがみつからないから困ってんだ・・」

山「あぁ!そうだったのか!!」

獄「ケッ・・野球バカが・・・」

その頃・・ローランド王国王立図書館にて・・・

黒髪に切れ長の黒い眼・・ツンっと澄ました顔を少し
しかめながら・・分厚い書物の頁をめくっている男・・

つまらなそうな顔で頁をめくりつつ凄いスピードで
眼をギョロギョロ動かしている・・・

パッっとページをめくる手をとめ・・
書物に記された細かい字に眼を凝らす・・

ローランド語で書かれた文をすらすらと黙読している・・

・・クフフ・・やはり此処にいましたか・・雲雀恭弥・・

何処からか不気味な声が聞こえる・・・
もしかするとそれは雲雀恭弥の中にだけ響いた声なのかもしれない・・

体の中が不快な思いでいっぱいになった・・

雲「なんの用だ・・・」

霧の守護者・・六道骸が姿を現す・・

骸「いえ・・ただ情報を集めていたのですよ・・
彼女には興味をそそられました・・・
あ・・勘違いしないでくださいよ・・・
彼女というのはフェリス・リュールのことではありません・・」

雲「??・・・」

骸「・・コマドリこと・・・
ロビン・シュバルツ・ローデルロリヒのことです・・」

雲「ふ〜ん・・女なんだ・・」

骸「えぇ・・気付きませんでした??
いくら性別を隠そうと・・ささいな仕草が
女性らしかったですよ・・」

雲「ふ〜ん・・どうでもいい・・」

骸「あぁ・・そういうことですか・・貴方は
フェリス・リュールを愛しているから・・・
ロビンのことはどうでもいいと・・??」

雲「殺す・・・僕はただ・・あの子達に
僕の獲物を殺されたくなかったから・・
誰よりも早くあの2人を咬み殺そうと思っただけだよ・・」

骸「クフフッ・・あいかわらずですね・・」

雲「早く消えないと咬み殺すよ・・」

骸「そうですね・・僕も貴方などに構っていないで
早く2人を追わなければ・・・少し
嫌な予感もしますし・・・」

何処から吹いたのか・・生ぬるい風が2人の髪を揺らす・・