二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: リボーン二次小説集☆☆ リク受付中!! 参照2500突破!! ( No.528 )
- 日時: 2011/05/18 19:10
- 名前: ボリーン (ID: eQL5O.NC)
第二十七話
図書館を出て・・王宮前の並木道をうろうろとしている黒髪の青年・・
この時間は人が少なくランニングをしている人が
ちらほら居るだけだった・・
考え事をしながらボーっと歩いていた・・
ロ「其処の青年・・・」
聞き覚えのある声・・・・声がした方を向いた・・
雲「!!・・・君は・・コマドリ・・いや・・
ロビン・シュバルツ・ローデルロリヒ・・・・」
ロビンが木陰で木に凭れて座っていた・・
ロ「・・もう其処まで調べあげていたか・・・
どうせ皆わたし達を捜索しているのだろう・・??」
雲「・・まぁ・・そういうとこだよ・・・
君達に僕の獲物を取られたくないからね・・
もう一人は何処に居るんだ・・??」
ロ「・・・まぁ・・普通に考えて・・王宮だな・・」
雲「王宮・・・」雲雀はそう呟くと
眼の前に見える王宮を睨み上げる・・・
ロ「ゴホッ・・・失礼・・」
雲雀が振り返るとロビンは咳を受けた左手をギュッと握っていた・・
右手は左脇腹あたりを押さえている・・
なんだか息も荒い・・・
雲「何があったのか言ってくれない・・??
こっちも行動しづらい・・・」
雲雀はロビンの様子に気付きながらも
何事もないかのように振る舞い続ける・・・
ロ「・・・・君は・・図書館から出てきたようだが・・
ここ十年間にあった事件についての本を読んで来たのだろう??」
雲「!!・・・そうだよ・・」
ロ「ちなみに・・ローランド1の惨劇と云われている・・
5年前の4月7日に発生した事件・・・
モレラ村火事事件・・・についての記述だ・・」
雲「・・よくわかったね・・」
ロ「・・いや・・別に・・・。君はすでに気付いているね・・
フェリスはあの村の出身だ・・
そして・・その本には恐らく犯人は不明っと記述されているだろう
・・だが・・あの事件の生き残りであるフェリスは知っている・・
誰があの村に火をつけたのか・・・・犯人は・・・・」
雲雀は真剣な顔でロビンをジッと見つめる・・
ロ「犯人は・・・・ローランド現国王の・・
今は亡き母親だ・・・・」