二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: リボーン二次小説集☆☆ リク受付中!! 参照2800突破!! ( No.560 )
- 日時: 2011/06/06 22:20
- 名前: ボリーン (ID: jHa0SMA/)
第四十六話
—・・ふ〜ん・・こんな所に居たんだ・・—
そんなことを考えていた時・・ふと響いた声・・
5年前から一気に引き戻された・・・
黒髪の男・・雲雀恭弥・・・
やっと見つけたわたしの仲間・・半ば諦めかけていた時のことで
嬉しさは何倍にも膨れ上がった・・
雲「・・何やってるのさ・・・」
何も言わないわたしに彼は言った・・
フェ「・・いや・・別に・・これからどうするか
考えていたところ・・死んでいなかったのか・・」
必死に感情を抑える・・
雲「僕がこんなことで死ぬと思ってるのかい・・??
あの草食動物達だって生き残ってるのに・・・」
フェ「草食動物・・??」
雲「沢田綱吉とか・・群れてる弱い奴らのことだよ・・」
フェ「本当!!生きてるの!!??」
雲「・・そうだよ・・」
フェリスが行き成り大声を出したのにびっくりしたようで
少し戸惑い気味に言った・・
フェ「よかった・・・っで・・お前はこれからどうするんだ??」
雲「・・・さあね?・・別になんでもいいでしょ??
そんなことより・・君は・・??」
フェ「・・考えてない・・」
雲「・・君ならもうとっくに敵を殲滅しに行ってるかと思ったよ・・」
フェ「・・それは昔のこと・・・今は・・なんだろう・・
何もしたくない・・・皆が生きてるんだったら・・
後・・団子があったら生きていける・・」
雲「ふ〜ん・・・そぅ・・」
雲雀は表情を曇らせると・・その場から立ち去ろうとする・・
フェ「行くのか・・・・」
名残惜しそうに寂しげな声で言った・・
雲「そうだよ・・別に君に興味はないしね・・・
戦いたくないなら・・そこに息を潜めて隠れてるんだね・・・」
フェ「・・・待て・・お前は・・」
雲「・・草食動物は嫌いだ・・其処に脅えながら隠れてればいいさ・・
もしかしたら誰か気付いてくれるかもよ・・??」
雲雀はそう言うと・・走って何処かに行ってしまった・・
残されたのは寂しそうに佇む美しい娘・・