二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: リボーン二次小説『風紀委員長だって恋をする!』 ( No.82 )
日時: 2010/07/16 23:12
名前: ボリーン (ID: AfPwTfPW)

第五話
ディ「っで・・??どっどういうことなんだ??
おっ女だなんて??///////」
ディーノは相当動揺している・・・
ノ「・・話せば長くなる・・・
僕は知っての通り英国でもいや・・
世界でも有数の高貴な一族だ・・・・
故に・・色々と厳しいこともある・・
聞く話には・・父は一途だった・・・・
母に・・彼女だけを見ていたんだ・・だが・・
僕が産まれた時に・・死んだんだ・・
父は深く悲しんだそうだが・・他にも・・
僕が女だったことにも・・・・」
ディ「・・・・なるほどな・・・
家督相続ってことか・・」
ノ「あぁ・・そういうことだ・・
父はショックから性格が変わった・・・
今までは・・とても優しい良き夫だった
そうだが・・・僕が知っているのは・・
冷たくて・・・恐ろしい父だけだ・・・
まともに話したことなどないし・・
父の数少ない言葉といえば・・
「お前のせいで妻が死んだんだ・・」
「役立たずの女(アマ)が!!」
とか・・憎しみがこもった言葉ばかりだった・・」
ディ「だったって・・・亡くなったのか??」
ノ「ん・・・亡くなった・・??・・・・
まぁね・・正確に言うと・・・・
・・殺したんだよ・・・」
ノエルの目が大きく見開かれ髪は舞いあがる・・
ディ「殺した・・・??実の父親を・・??」
ノ「あんな奴・・オレには関係ない・・・
第一・・心というものを持たぬオレには
老いぼれを壊すのに何の躊躇もなかったが・・」
ディ「・・お前は・・誰だ・・」
ノエルの眼帯が取れる・・・
右目は赤く光っている・・・・
ノ「・・・悪魔さ・・・ノエルが生まれながら
にして宿している・・・母親を壊したのも・・
オレの呪いだ・・・この際だから
全て言ってしまおう・・・ノエルの右目の眼帯
あれは目が無いのでも視力を失った
のでもない・・・呪いを押さえるためさ・・
オレのね・・まぁ・・中から浸食していけば
いいんだが・・・ノエルは生まれながらにして
悪魔と契約を交わしている人間・・
悪魔の中の悪魔のオレであっても
16年たってさえも右目しか
喰えないとは・・あの娘も大したものさね・・
・・・・グッ!!・・ほら・・
オレの制御が長く続くとこれだ・・
グッ・・・せいぜい・・頑張るんだな・・
あぁぁぁ!!!!」ノエルは右目を
押さえる・・・
ノ「体は・・・渡さない・・契約が違う・・
これ以上の代償は求めないはず・・・
ハッ!!・・・・・」ドサッ
ノエルは椅子から落ちる・・
ディ「ノエル!!おい!!しっかりしろ!!
・・・・これは大変なことになった・・・」
ル「心配には及びません・・・・
この子の意思が残っているあいだは・・
何も起こりませんよ・・」
ディ「お前は・・・??」
ル「ただの・・執事ですよ・・」

ノエルの秘密・・そしてルシファーの役割とは・・