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第十話
ノ「知っていたとしても僕の拳銃だ・・
人に渡す訳にはいかない・・
せっかく特注で頼んだのだ・・
もう一度というのは面倒だ・・」
ノエルは余裕の表情・・・
？「ツッ・・・・（なんだこいつ・・・
この状況で余裕があるのか・・・
いつバラされるかわからないんだぞ・・・
むしろ・・楽しんでやがる・・・
しょうがね〜・・殺すか・・）
おい・・坊っちゃんよう・・・
オレも暇じゃね〜んだ・・あばよ・・」バ〜ン！
男はノエルの頭を撃ち抜く・・
ノエルの十字架が光る・・・
ノ「オレに鉛弾なんてきかねーよ・・・
じゃあな・・愚か者・・・」ズッ・・
？「！！！ハッ！！なんだ・・と・・」
男は床に崩れ落ちる・・・全く外傷がない・・
ノ「・・・クッ・・・枷が邪魔だ・・・
動けない・・・」ガンガン！！
ノエルは足と手の枷を外そうとするが
頑丈でビクともしない・・・ガチャ！！
ル「坊っちゃん・・・！！」
ノ「あぁ・・ルシファーか・・・
すまんが・・これを外してくれ・・・」
ル「男は容易に倒したというのに・・・
枷は外さなかったんですね・・・」
ノ「何故かな・・途中で引っ込んだ・・
まぁ・・いいけど・・」スッ・・カチャン！
ル「取れましたよ・・」
ノ「あぁ・・すまん・・・・・痛い・・」
ル「おやおや・・痕が出来てる・・
それに・・蹴られたのですか・・？？」
ノ「あぁ・・まぁ・・」バッ！
ル「御屋敷へ帰りましょう・・坊っちゃん・・」
ルシファーはノエルをお姫様抱っこする
ノ「ふぇ！！？？///////ちょっ！・・
お前！・・・恥ずかしいだろ！！/////」
ル「おぶった方がよかったですか・・？？」
ノ「いや・・いいよ・・これで・・/////」
意外と気に入ってるノエルだった・・・