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第２１話　　　　サッカー部


〜希沙羅ＳＩＤＥ〜

「だから！俺はサッカー部には決して入らん！」
何回も訴えているのに、なんだ？この円堂という奴。
「なっ！頼むよ赤雷！」
「・・・は？決して入らないと言っているのに、何故「頼むよ！なっ？」ってなるんだ！？」
「いいじゃんか！」
「よくない！」
俺と円堂の会話が長々続いた。

それより・・・今由羅衣は何処に居る？
もう２日は見ていないが・・・。

そんな時だった。
ある１通の手紙がサッカー部に届いた。
その時ちょうど俺も円堂といたから、手紙の内容を見た。
するとそこには、信じたくない内容が。

〜雷門サッカー部諸君〜
三風由羅衣は私率いる、「裏雷門サッカー部」のキャプテンとなった。君たちを倒そうとはりきっている。
三風由羅衣の名前は、ユクハと。ユクハとめいじられた。
赤雷希沙羅・・・。君を１番に待っているよ・・・。
明日、雷門に現れよう・・・。



「なんだって・・・？由羅衣が・・・」
「赤雷！お前、明日だけでもいいからサッカー部に入れ！三風が敵になっちまったんだぞ！？」
「あ・・・あぁ・・・そうだな！」←ぇｗ
「∑赤雷！本当か！？」
「あ・・・あぁ！由羅衣のためだしな！サッカー部になってやる！」
「有難う！やったぁぁぁぁっ！」



こんなバカみたいなノリで、入部届けなしでサッカー部になった俺。
そんなことより・・・由羅衣。何故影山なんかに・・・？




—続く—