二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマイレブン【クールな2人の物語】 ( No.93 )
- 日時: 2010/10/17 09:20
- 名前: 日奈 ◆lLGu6q9NdM (ID: S9l7KOjJ)
- 参照: イナズマ命☆成神様♪
第22話 雷門のユニフォーム
〜希沙羅SIDE〜
「よしっと・・・」
雷門のユニフォーム。俺の背番号は、“11”。
まぁ・・・FWだしな。
「赤雷先輩似合ってますよ〜ユニフォーム」
音無が俺に向かって言った。
「有難う・・・」
そのまま普通に返す。
「よし!絶対に明日の試合、勝つぞ!三風のためにもっ!」
「おぉ!」
全員の声、見事にそろった。
俺も由羅衣のために・・・勝たなきゃな・・・。
そして・・・由羅衣を助けるんだっ!
そう心に決めてる中、由羅衣は苦しんでいた。
〜由羅衣SIDE〜
俺は・・・俺は希沙羅とサッカーをやらないと約束をしたのに・・・自分から影山についちまった。
でも明日の試合、どうせ希沙羅も居るだろう。
「ユクハ様。明日の試合のユニフォームです」
「ん・・・?」
俺にユニフォームを渡しに来たのは、チームメイトのガーラとルキア。
「あぁ・・・サンキュー」
「あぁそれと。このロープをかぶって行きますからね。初っ端からばれたら楽しくないでしょうw」
ルキアがやんちゃなのかいたずらっ子なのかただ単にやりたいだけなのかよくわからない。
「「では失礼します!」」
2人の声がハモったかと思うと、すでに2人は居なかった。
一瞬にして消えたのか。
その後、5分後くらいに・・・コラルとラノアが現れた。
次から次へとなんの用だ?そう思いながら、話をきいた。
「ユクハ様には、明日の試合でとっておきの必殺技をしようしてもらいます」
最初に俺に言葉を向けたのは、ラノア。
「とっておきの必殺技?」
「はい。シュート技です。ですから明日の試合、ユクハ様はDFではなく、FWです」
きいてねぇよ・・・。
「ちょっと待て。俺FWの技なんてもってねぇよ。なのにどうしろってんだよ」
「そのことですよ!とっておきの必殺技、FW技です。だからユクハ様につかっていただきます。でもその技・・・」
なんだ・・・?
「「危険な技ですから・・・」」
「危険な・・・技・・・?」
なんだ?危険な技って。
「皇帝ペンギン1号って技知ってますか?」
「あぁ。知ってる」
確かきいたことがある。禁断の技って・・・。
3回うつといけないんだっけ?
「その皇帝ペンギン1号をも超える、すばらしい技を影山様が編み出してくれましたよ。ユクハ様のために」
「俺の・・・ため・・・」
影山が俺のために?
何故か嬉しい・・・。
俺の・・・ためだったから。
か?
「でもその技・・・1回使うだけで・・・皇帝ペンギン1号を3回使った時と同じg期通が怒るんです。それでもいいですか?」
・・・影山が俺のためにしてくれたことだ。俺が壊れようがどうなろうが、影山のために勝てるのならそれでいいか・・・。
もう信じるものなど、影山しかない・・・。
「あぁ。かまわない」
「・・・かしこまりました。その技の名前は・・・その名の通り、『皇帝ペンギン3号』です」
「皇帝ペンギン3号・・・か」
まぁ、いいだろう。
絶対に1回という悲惨な数図でばてたりはしない。
「「明日が・・・楽しみですね・・・」」
コラルとラノアが同時に言った・・・。
その時俺は・・・泣きながら・・・目から水滴を流しながらつきを見ていた。
—続く—