PR
二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマイレブン【クールな2人の物語】 ( No.95 )
- 日時: 2010/10/17 09:50
- 名前: 日奈 ◆lLGu6q9NdM (ID: S9l7KOjJ)
- 参照: イナズマ命☆成神様♪
第24話 試合開始
〜希沙羅SIDE〜
由羅衣。お前は由羅衣って名前があるだろ。
本当に、影山なんかのために生きていていいのか?
俺はお前を助けたい。
全力で戦おう・・・。
必ずお前を、助けるから!!!!!!!!!
由羅衣の目は・・・黒くて・・・影山の色だった。
染まっちまったのか。昔みたいに・・・黒くて絶望している色に・・・。
そんな由羅衣に、白い光を与えたい。
光という名の希望を。
もう一度やりなおしたい。
由羅衣と・・・!
こうして試合がはじまった。
「絶対化って、三風をとりもどすぞぉぉぉっ!」
「「おぉっ!」」
何を言っているんだか。こいつら、バカだな。
とりもどす?閉ざされてしまった俺の心を助けられる奴が居るものか。
「ユクハ様」
同じFWのラノアが俺に回した。
「・・・いくぞ・・・」
「いかせないっ・・・!」
希沙羅。お前に俺は止められない。
そこをどけ。
スッ・・・
「!」
希沙羅を技無で抜いた。
それに雷門全員は唖然としている。
バカか。ゴールががらあきだぞ。
ゴールネットにボールが突き刺さる音が響く。
「そんな・・・」
円堂が一声。
「・・・っ!」
希沙羅がおびえている?
こうして前半が終了した。
79対0という、普通では有り得ない点差だった。
「よくやったな。ユクハ。後半はあの技をうて。わかったな?」
「はい」
影山からの最高のほめ言葉。
それに嬉しさをかんじた。
「由羅衣・・・なんでだよ・・・」
希沙羅が下をうつむきながら言った。
「赤雷・・・」
円堂の目は完全に哀れみな希沙羅を見る目だった。
—続く—
PR