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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 薄桜鬼 序章☆ ( No.77 )
- 日時: 2010/08/13 15:41
- 名前: 奈絡 ◆nMFqOF/qCM (ID: 3rAN7p/m)
- 参照: http://俺の名はロックオン・ストラトス
南雲家に着くと、俺はすぐさま一番使える忍を使い、千鶴のことを調べさせた。
調査の結果はすぐには出なかった。
さすが新選組、やはり外部にそうたやすく情報を漏らさないか
もう7日ぐらいたっただろうか、調査を終えた忍が帰ってきた。
調査の結果は、千鶴は新選組で虐げられているのではなく、むしろ可愛がられていたのだった。
「何故だ、何故なんだ!!」
俺は、そう叫んでいた。
どうして妹はそんなに幸せな人生を過ごしてるんだ!?同じ血を分けた兄弟だというのに、
どうしてこうも俺とあいつの人生に差が出てくるんだよ!!!!
俺はいつも身につけている刀を抜き、何度も、何度も、俺の怒りがおさまるまで柱に突き刺した。
しばらくして、あの忌々しい沖田の言葉が思い出された。
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沖田「あの子なら今頃、心の狭い鬼副長に怒鳴り散らされて、泣きながら家事でもやってるんじゃないかなあ」
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そうだ、あの時沖田がおれに言った言葉はからっきしの嘘
「は、はははははは!」
俺は気がつくと、笑っていた。
やるじゃないか!!沖田総司!!
あの時俺の千鶴に対する感情だけを読み取り、千鶴に最も害意が向かない情報をよこしたのだろう
「絶対に許さない!!!沖田総司!」
そうだ!あの手があった。
薫は何かを思いついたようだ。
そして、荒れた部屋を出て、どこかに行ってしまった。
どこかにむかう薫の顔には笑みが浮かんでいた。
つづく・・・
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