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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【ボカロ】Let’s! VOCALOBAND!! ( No.88 )
- 日時: 2010/06/13 17:45
- 名前: 瑞夜 ◆aUgcx1Sc9Q (ID: COldU63y)
- 参照: http://朝練キツいなぁ……ブレス練習を猛特訓してます(笑
「先生……どう考えてもこの曲知らない生徒が多いと思うんですけど」
私はとりあえず冷静に対応する。
先生はどうやら私の対応をツッコミとは思ってくれない様です。
「え? あ、そう言えば、そうだね……」
小島先生は少し考えている模様。
お願いです、曲を変えて下さい先生。
「……分かりました」
先生は考えるのを止めると私たちの方を向く。
……どうやら考え直して
「とは言ってもやっぱりこの曲で行きましょう!」
くれなかったです。
ざけんじゃねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!
「あ、言い忘れてましたけど3日後このメンバーで初の合奏をしますね!」
本気ですか、先生。
もうおかしいですよね、えぇ。
私は少し楽譜に目を通してみる。
ボーカロイドが有名となった今。
ボカロの曲の楽譜も作られる様になったらしい。(本当かは知りません)
「それで、ちょっと言っておくんだけど悪ノ娘と悪ノ召使は二曲を同時にやります!」
え?
先生、ちょっとそれどう言う事ですか。
私達1人しかいませんよ?
「悪ノ娘を木管パート、悪の召使を金管パートに吹いてもらいます」
ちょっとオイィィィィィィィィィィィィィィィィ!!
先生どんだけボーカロイド曲好きなんですか。
私死にますよ?
「それで、人柱アリスは一番目は中音、二番目は低音、三番目は高音、四番目は全パートで吹きます」
練習してきてくださいねー、と先生は笑って言う。
この時既に私の心は。
憂いと諦めと怒りとやっぱり憂いで完成していた。
そんな不安定な中で。
VOCALOBANDは作られました
第二章 END
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