二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【デュラララ!!】 狼の池袋日記。(オリキャラ募集ちう!) ( No.8 )
日時: 2010/06/13 16:12
名前: 春明 ◆X/1wpKQiy2 (ID: /aM8oOne)



  「金かせや。」


 「えーっと……;」


   少年はヤクザに絡まれていた。


 そこに、ひとつの影が忍び寄る。


  小さくて、細やかな…。


「ねーねー、それぐらいにしなよ。

     オニーサン。」



「あぁん?此処は餓鬼が来るところじゃねーんよ。」


  バキッ


鈍い音が響き、1人の男が倒れる。


  「ひ、ひいいい!;」


 バタバタバタッ


   「弱っ…ただの金取りか。」


  少女に助けられた少年は呆然とする。


   「あ、ありがとう…」


  「いーや、別にー♪」


    少女は、フードからすこし顔を出した。





       ↓(Chapterじゃないのは気にしない!)

————————→Episode01


 私は、甘凪神緒。


ついさっき少年を助けたばかり。


 顔見ようと思って少しフードを上げた。


全部あげればいいんだけど…



 私には、獣の耳と尻尾があるからさ。


「あの…」


 「ん?」





 「“小学生”は早く家に帰りなよ?」



………。



   チーン…



 「何よ何よ…

 どうせ身長小さいよっ!

  これでも19歳なんだからっ!!」



  「えー!?;

    その身長で!?;」


このひと酷い!!;

 
 ヤクザに絡まれてるから控えめで弱々しいと思ったのに!!!;


  「もしかして、アメリカンジョーク?」
 
 
 「なんでそうなるのさ!?;

   立派な19歳だよ!;高校卒業したよ!!;

  証拠だって家にあるんだから!!;」


「分かった分かった;」


   やっと信じてもらえた…。

 
 「ふぅ…それと君…名前は?

   また会うかもしれないからね!」


 「竜ヶ峰帝人。」


  「そう…じゃ、あだ名はみったん!」


  と、飛び上がった瞬間———


     パサッ



  「「…あ。」」



   フード落ちたぁああああ!!!!;


 「わわわわわっ!!;」
 

   「今の…」


  「み、見なかったことにして!


  じゃね、みったん!;」



    私はフードをかぶって足早に逃げた。


  さすが池袋…人が多いなぁ…。


   「久しぶりだなー、池袋♪」


 「?」


   声をした方を振り向く。

 
 あ、目あっちゃった。


「もしかして君、最近ここ(池袋)に来た…

  甘凪 神緒だっけ?w」


  なんで知ってんの!?;


「その身長で、19歳なんだよね?」


  「みんな酷いー;」


 「それ以外の情報は知らないんだけどね。」


   「…よかった…」


 「何が?」


   「ナンノコトカナー。」


 バレたら終わる!;死ぬ!!;


  「とにかく、早く家に帰りなよ。」

 
    あ、どっかいっちゃった。


 
 「いーーざーーーやーーー!!!!!」



    えー…あのー…


  自販機が飛んでる件について←


    

   何があったのやら;;


   
———→NEXT