二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 《銀魂》凛として咲く花の如く【妖視篇】 ( No.182 )
日時: 2010/09/02 20:18
名前: 月兎 (ID: 3ePGpESz)




       —プロローグ—



現実いまが見えない、一体周りにはどう映っているのか

わからない

わからないから、何も見ない


有りもしない光—


もうあの人はいないのに

私は必要のないあやかしなのに

私には、そう見えない


幸せにしか映らない、望み通りにしか映らない


有りもしない闇—


大好きな人が恐ろしい顔で迫ってくる

目の前が血の海になる

本当はそんなこと起きていなのだけど


見たくもない、悲惨で残酷なことが目に映る





何故、私は生まれてきたの


何故、嘘しか見させてくれないの


普通がいいのに—








誰もそんなこと叶えてくれはしないから






—嘘を自分の目で見るしかない—