二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【銀魂】*とある少女の恋愛事情*【夢小説】 ( No.7 )
日時: 2010/06/20 23:25
名前: 紫陽花 (ID: pzZocD64)

【 †.第三蓮.†  +*_とまり_*+ 】


散々ふざけたおした後
やっとここが【真選組屯所内】だと分かった。


真選組だと分かった瞬間私は布団からばっと立ち上がり帰る準備をし始める



え?何でかって??
そりゃあんた。
……こんなチンピラだらけの所にいたら
いつかはどっか遠くに売られちゃうからよ、奥さん


一通り荷物をまとめ終って(なんていっても荷物なんてないけど)
お疲れしたー、と部屋をでていこうと襖に手をかける。

すると誰かの手がぱしと私の腕を掴んだ。


「ちょ、何すんすか、ミジン………ジミー!離せ!!」
「今ミジンコっていおうとしたよね?!」

「嫌だなあ、私がそんなこと言う訳ないじゃないですかあ…ゾウリム……あ。」

「今度はゾウリムシできたよ、このこ!」

ぎゃあぎゃあ言いながらもジミーは私の腕をがっしりと掴んだまま、離さない。

たく、しつこいなあ……。


「離して下さいよー」

「駄目だよ、土方さんからの命令……泊まってけだってさ。」

ジミーの言葉に
ひじかたさん?と私は首を傾げる

「そ、このなかで二番目に偉い人だよ」

にこりと優しく微笑んだ後
ジミーは、凄く怖いんだよねーと苦笑いしながら付け加えた



「そんなお偉く怖いかたが何故私なんぞに?」

「さあ?…後で聞いてみたら?」

「い、嫌ですよー!!」


私が懸命にぶんぶんと首を横に振ると

何か知らんがははは、と笑われた
…ジミーのくせに生意気だな、


「笑うな、ジミーごときが。」

「よし、それ以上毒舌吐かれる前に俺は逃げる」


そうゆうと私の手を離して
今度は逆にジミーが襖に手をかけた

「あ、お風呂はそこの廊下を右に曲がって突き当たりねー」

さらりと言い残すと
ジミーは部屋を出て行ってしまった。

「ちょ、まっ!!」

「おやすみー!!」



ジミーの声だけが長い長い廊下に響いていた。





【 〓第三蓮...END〓 】