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12話
佐久間「源田？」
さっき出て行ったはずの源田が戻ってきたと言うわけか？
源田「今日はペンギンストラップもって来たぜ」
今日は・・？さっき会っていたのならそんな言い方はしないだろう。
しかも持ってきた？さきの一瞬でか？
佐久間の頭の中でたくさんの疑問が繰り広げられた

佐久間「？？？？」
源田「何難しい顔してるんだよ。らしくないな」
すぅ・・・
今度はさっきまでと違う、澄み切った、鋭い風が入ってくる。
ここは違います。と言われているような気がする

源田「ここは涼しいな」
佐久間「源田。さっきも来たよな？」
源田は「は？」と言ってから答えを返してきた
源田「何言ってんだよ。今来たところじゃないか。」
やはり？予想的中？
さっきの源田は何か違うところがあった。
俺にも良く分からない何かが。
きっとさっきの源田は・・・・













偽者か・・・


しかしあれほど似せられるものなのか？
髪型、顔、声・・すべてが完璧に似ていると言うのに

それでも偽者というのだろうか？

源田「佐久間？お〜〜い」
佐久間「！！なんだ」
源田「さっきから何考えてんだよ」
佐久間は「はぁっ」とため息を残して重い口をあけた
佐久間「さっき、お前と会ったんだよ」
源田「はぁ？何だよそれ」

物分りが悪いな。と考えつつ、詳しく説明することになる