二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 鋼の錬金術師 〜約束の月光〜 ( No.12 )
日時: 2010/06/23 20:35
名前: 皇林 (ID: ucTV.0zG)

「わーっ! やってるやってる!」

 マリーの目の前に現れたのは、白く大きな神殿。それを支える四つの柱は、とても高い。そして神殿を守るかのように、大きな杖を持った男の石造が柱にくっつくように配置されている。そしてその前の広場。そこに大勢の人が集まっていた。
 皆の視線の先には、コーネロ、という男がいる。 頭に髪はなく、頭上には光が生み出されている。そして黒い制服をまとっている。

「あれがコーネロ……」

 マリーは呟いた。そんなマリーの前で、1人の少女がコーネロに鳥を渡した。ピクリとも動かない。息がないのだろう。だがコーネロはそれを微笑みながら受け取った。その刹那、赤い光が鳥を包んだ。そして、その鳥が羽ばたき、コーネロの肩にとまった。皆から拍手が起こった。
 マリーは鋭い目をしながらコーネロを見ていた。そして気がついた。コーネロの指に光る、赤い石。


「……ビンゴかも……」

 いつもと違った瞳をマリーはしている。マリーは闘い時になると、性格が変わるのだ。そしてマリーの探し物。“賢者の石”
 錬金術の基本、等価交換の原則を無視する錬成が可能になる、幻とも言われている石だ。マリーがその石を探しているわけ。それはむなしく、とても悲しい物。

『こんにちは。ロゼルア族の皆さん。早速ですけど、抵抗なしでお願いしますね』

『お前がロゼルア族の能力を継ぐ者だ』

「……さてと」

 嫌な思い出を振り払うようにマリーは呟くと、首からかけてある月色をした石を強く、強く握り締めた。


「コーネロの所に行きますか!」









      エド様

はじめまして、エド様。コメント誠にありがとうございます。
上手ですか……。パソコンに頭をぶつけそうになりました;;
マリーは可愛いですかね?一応可愛い方設定ですが;
誠にありがとうございます。頑張ります!!

      
      香菜様

こんばんは、香菜様。ハイ、拝見させてもらいました^^
いえいえ、こちらこそありがとうございますね♪
上手という言葉を見ると、もう興奮で熱出しちゃいそうになります;;
ありがとうございます^^頑張ります