二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 鋼の錬金術師〜約束の月光〜 ( No.19 )
日時: 2010/06/25 20:58
名前: 皇林 (ID: Ay9mdA1D)

 エドワードとアルフォンスの過去を歩きながら聞いている途中、マリーの隣で少女が何度か息をのんだのが分かった。マリーは話を聞きながらも、心の中で自分の過去を話していた。届くはずはないのだが。

「……って、わけ」


 エドワードとアルフォンスの過去は、悲しいものだった。2人は幼いころに、錬金術世界最大の禁忌、人体錬成を行った。だが、人体錬成など成功するはずがないのだ。結果、エドワードは左足を、アルフォンスは全身を失ったのだ。
 だが、エドワードが右腕を代償に、アルフォンスの魂を鎧に定着させたという物だった。そして、エドワードは右腕左足に機械鎧<オートメイル>を定着させ、アルフォンスは、鎧に描かれている血印のおかげで、2人とも今がある、という話だった。


 そして今2人は元の身体に戻る為に、“賢者の石”を探しているらしい。


「……エドワードさん、アルフォンスさん……。人体錬成って何だっけ?」
「「は、はぁっ!?」」

 マリーが言った言葉に、エドワードとアルフォンスはこけてしまいそうになった。否。転んでしまった。マリーはほのぼのとした顔をしている。


「あ、あの……。君、国家錬金術師だよね?」
「うん。そうだよ?」

 エドワードとアルフォンスは同時にため息をついた。2人とも思っている事は同じだ。

((この子天然すぎる……っ))
「あ、そろそろ着くんじゃない? コーネロ……じゃなくって、コーネロ様の所に」


 マリーが笑いながら言う。エドワードとアルフォンスは半分あきれ返っていた。だが、少女には分かっていたのだ。マリーはその場の空気を明るくするためにあんなことを言ったのだ、と。まぁ、半分は本当だろうが。









「……さぁて」
「エドワードさん、お願いしますね」

 マリーがエドワードに向かって一礼すると、エドワードは大きくうなずいた。少女も興奮がおさえられないようだ。アルフォンスもエドワードを促した。
 エドワードは再びうなずき、軽く咳払いすると、目の前の扉をゆっくりと開けた。

(もうすぐ……。もうすぐ手に入るんだ。賢者の石)


 敵は目の前だ。マリーは気持ちをひきしめた。








      エド様

本当に……。エドとアルの過去は……。書くのも辛かったです><
マリーは強いですかね?ただのとんちんかんな少女と思います♪((マテマテ)
マリーに褒め言葉はあわないですよ〜♪((黒笑)
ありがとうございます!頑張ります^^



      羽烏様

こんばんは、羽烏様^^ジーンとですか?それはよかったです♪((本当はおのれぇぇっ、と言わせようとしていた、なんて言えないし〜(←言ってる))
ハイ^^呼びタメは全然大丈夫です!友達大歓迎ですよv

ありがとうございます!!頑張りますね^^


     花桜様

はじめまして、花桜様^^隠れファンですか!嬉しいですな♪
コメント大変嬉しいです!ありがとうございますね☆
頑張ります!これからも宜しくお願い致します<(_ _)>